MicroStrategyのFacebookアプリ「Wisdom.com」を試してみた

MicroStrategyの副会長兼COOであるサンジュ・バンサル氏が5月16日、今後の戦略についての記者会見を日本で行いました。主なトピックはクラウドでの提供とモバイルBIについてでしたが、一番興味を持ったのはFacebookアプリとして提供している「Wisdom.com」についてです。

BIベンダーがなかなか参入してこないのがソーシャルインテリジェンスの分野です。先日AVOSがリアルタイムBIプラットフォームのTap11の買収を発表したり、その前にはSalesforceがソーシャルメディア解析ツールのRadian6の買収を発表したことが話題になりましたが、ソーシャルメディアモニタリングに力を入れてくるのはWebサービスの企業がほとんどで、BIベンダーはこの分野には入ってきません。

今のところソーシャルインテリジェンスのデータは、その分析ツールの中でのみ閲覧されていますが、今後は自社のビジネスデータと結合した分析をしたいというニーズが出てくるでしょう。それぞれのソーシャルインテリジェンス分析ツールではデータ出力の機能がまだ充実しておらず、もし実際にデータをBIツールに入れて関連性を見たいと思っても簡単にはできません。

そんな中、MicroStrategyが「Wisdom.com」というFacebookアプリの提供を始めました。このアプリでは過去30日分のデータからフィード分析などの分析をしてくれます。文章中の言葉から様々な感情やシチュエーションを分析しているらしいですが、まだ日本語には対応していません。私の友人が投稿・友人に投稿された英語のフィードからでも、Romance,Family,Travelなど文章から推測して正確に分類されていました。

もし英語を使っている友人が多ければ、試してみてください。公式サイトから「Install the App」でFacebookでの承認をし、1日経たないとデータの分析結果が生成されないのでご注意ください。

MicroStrategyでは100人のエンジニアがFacebookのデータ分析ついて関わっているそうで、今後の展開に期待します。

参考記事:
CIO ONLINE
マイクロストラテジー、BIプラットフォームの最新版とFacebookアプリを発表
クラウドWatch
マイクロストラテジー、年内にもBIクラウドを開始か?

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *