PowerPivot for ExcelでTwitter解析ができるMicrosoft公式ツール「Analytics for Twitter」

 

 

6月10日、MicrosoftがPowerPivot for Excel 2010でTwitterの簡単な解析ができるツールをリリースしました。

Microsoft Excel 2010を持っている人しかPowerPivot機能を使えませんが、もしExcel 2010を持っているけどPowerPivot機能を使ったことがない人がいれば、まずはこの「Analytics for Twitter」を使ってみると、PowerPivotとはどういうものなのかわかると思います。

まずはPowerPivot for Excel と Analytics for Twitter をダウンロードし、インストールします。
-PowerPivot for Excel ダウンロード
-Analytics for Twitter ダウンロード

Analitics for Twitterをインストールすると、デスクトップに「Analytics for Twitter.xlsx」というExcelファイルが出来ているので、これを開きます。


開くと既に「@Office,@WindowsPhone,@bing,@msftnews,@SQLServer」というMicrosoft製品に関するアカウントの解析結果が表示されています。ワークシートでTopics、People、Tone、Detailsと解析テーマ別に分けられています。

 

それでは実際に検索からやってみます。

まずは検索ボックスに解析したいキーワードを入れます。コンマで区切ることによって最大5つまで同時に検索し、比較することが出来ます。


なぜか私の環境ではボックス右の虫眼鏡ボタンが見えなくなっていますが、このボタンを押すと検索を開始します。解析できるデータは過去4~7日分で、1日最大1,500ツイートだそうです。でも、ある程度PowerPivotを使っている人であれば、これを5日おきぐらいに取得して保存しておけばもっと長期間の解析ができるのではないかと考えています。(面倒くさいですが。)

解析が終わってもまだデータは反映されていないので、データの更新をします。


「PowerPivot」タブにある「すべて更新」ボタンをクリックしてデータベースを更新します。


データベースを更新後、「データ」タブにある「すべて更新」ボタンをクリックすると内部で構築されているOLAPキューブが処理され、全てのワークシートのデータが更新されます。

「Topics」シートは、ツイートやRTの数、それぞれどの時間にツイートされているのか、ツイートの内容のトーン(ポジティブ・ネガティブ・ニュートラル)はどうなっているかなどの全体的な概要がわかります。右側に項目で絞り込むことができるスライサーがあります。これを使うと「ポジティブなツイートはどの時間帯につぶやかれることが多いのか」といったこともわかります。


「People」シートは、ツイートした人に関する解析結果が表示されています。


「Tone」シートは、ツイートの内容のトーン(ポジティブ・ネガティブ・ニュートラル)に関する解析が表示されています。


「Details」シートは、全てのツイートの詳細が表示されていて、スライサーで絞ってツイート内容をチェックするような使い方ができます。


「Tone Dictionary」シートは、ツイートの内容のトーン(ポジティブ・ネガティブ)に該当するキーワードを設定することが出来ます。Indexの値が重複しているとデータベース更新時にエラーが起きてしまいますが、値を重複させないようにすれば増やすことが出来ますし、日本語に変更することもできます。このシートを更新した場合は、再度「PowerPivot」タブにある「すべて更新」ボタンをクリックすれば、データベースにあるtblToneDictテーブルが更新されます。


 

なお、検索に使えるクエリは以下の5種類に対応しているそうです。

■ハッシュタグ
・#microsoft, #msbi, #sql, #sqlserver, #powerpivot
・#microsoft AND #bi, #sql OR #sqlserver

■メンション
・@microsoft, @microsoftbi, @powerpivot
・@microsoft AND @bi, @sql OR @sqlserver

■キーワード
・microsoft, powerpivot, excel
・excel AND bi, powerpivot or sql

■ユーザーのつぶやき
・from:MicrosoftBITV, from:MicrosoftBI
・from:MicrosoftBITV OR from:MicrosoftBI

■複合検索
・#msbi, @microsoftbi, MicrosoftBI, from:MicrosoftBI
・#msbi AND @microsoftbi, MicrosoftBI OR from:MicrosoftBI

 

いかがだったでしょうか。ネット上にある無料のTwitter解析サービスに比べたらあまり使い物にはならないと思いますが、PowerPivotとはどういうものかを理解するためには良いと思います。

このツールのよいところは最低限の機能のみ提供されていて、あとは自由にカスタマイズしてください、というスタンスだということです。なのでスクリプトを書ける人やDAX構文を書ける人などは、自分が見たい軸のシートを増やしていくことも出来ます。何よりもPowerPivotは無料なところがいいですよね。

最後にMicrosoftが、「Analytics for Twitter」についての寸劇?説明動画を作成していたので共有します。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=1Zko-gy33S8[/youtube]

 

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