クラウド型のオープンデータプラットフォーム『Junar』がローンチ

 

2010年にチリで設立され、去年からパルアトロに拠点を置くJunarは、同名のオープンデータプラットフォームを正式にローンチしました。

企業や政府機関はもちろん教育機関やNPOなどがこのプラットフォームを使うことによって、各組織が保有する情報を容易に収集・分析・可視化・公開・アクセス解析をすることが可能になります。

オープンガバメントの動きが加速している中、Data.govなどのようなオープンデータを公開する場所は各国で増えていますが、上記のような機関やNPOの数を考えると、これらはまだ氷山の一角で、それぞれのサイト上でExcelやPDFファイル、htmlテーブルなどで公開している組織が大多数だと思われます。

最初にも記しましたが、Junarのプラットフォームを利用することによって、上図のようにデータを収集・分析・可視化・公開・(Google Analyticsとの統合による)レポーティングまでのプロセスを容易に行うことができます。

もちろん、ダッシュボードを構築して各組織のサイトに統合し、組織内のみの閲覧も可能になっており、組織内でのデータ共有・一元管理するためのとしての機能も有しています。

また、公開にあたってもTwitterやFacebookなどのソーシャルメディアへの投稿はもちろん、csvなどのデータ加工が容易な形式でのエクスポート環境も用意することができます。

権限付与も柔軟に設定ができ、組織の管理者は各メンバーの権限をデータ閲覧のみの権限であったり、データ可視化(グラフ作成)権限、公開権限など自由に設定することができます。

Junarの競合となるのはTableauや Socrataなどのサービスとなりますが、これらはデータ可視化・公開にフォーカスを当てたものでJunarほどの機能はありません。

月額$290からと決して安くはないですが、システム部門を持たない組織やシステムへ多額の投資する余裕のない組織も多数あるので、そのような組織にはニーズがあると思われます。もちろんこのようなプラットフォームが他にもこれから出てくると考えられるので、注力してウォッチしていきます。

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