1年の天気情報とソーシャルメディア上の感情を1枚に可視化したチャート「Weather chart C°F」

 

オランダにあるデザインスタジオ「CLEVER°FRANKE」は、アニュアルレポートとして毎年この時期になると、全てのクライアントとのプロジェクトを止め、このレポート「Weather chart C°F」の制作に集中して取りかかります。今年で3回目のレポートとなり、過去2年のアウトプットも彼らのworkから見ることができ、今年のものと共にポスターとして販売されています。

このデータ可視化のアイデアが浮かんだきっかけは、このデザインスタジオが初めに入居した建物のすぐ隣りにオランダ気象研究所があったことからだそうです。

今年は過去2年のレポートと毛色がガラっと代わり、天気とソーシャルメディアの感情の相関を可視化することが目的となりました。

そして、先ほど名前の出たオランダ気象研究所からの公式レポートと、天気について語られていたソーシャルメディア上の714,843個ものメッセージを比較し、この1つのラジアル図(放射状チャート図)で可視化しています。

下図の凡例にあるように、この360度の円に日々の気温、降水量、日照時間、風速、10段階の天気評価(Weather Rating)、ソーシャルメディア上の総量とArtificial Intelligence Appliedで分析したポジネガをプロットし表現しています。

この1枚では詳細な相関がわかりにくいため、それぞれの凡例とソーシャルメディア上の感情の相関を見た結果などがこちらの詳細PDFにあります。

結果として、以下の様なインサイトが言えることがわかりました。

  • 天気に関してのつぶやきはウィークデイ(月~金)で朝の7時~8時が最も多い
  • 天気に対してポジティブな時より、ネガティブな時の方が圧倒的に多く反応がある
  • ソーシャルメディア上の感情と一番強い相関があるのは日照時間である

こちらはオランダでの結果ですので、日本での天気とその期間のソーシャルメディアデータを分析してみると、また違った結果が出るかもしれません。

結果としてはそれほど衝撃的なものではありませんが、もし当然の結果が出たとしても、それは実際にデータを分析して可視化したからわかったことで、説得力を持っています。また、自分にとっての当たり前も他人にとっては当たり前ではないかもしれません

このような分析結果は、二次情報ではありますが蓄積しておくと役に立つ日が来るかもしれません。特に自分の興味範囲のデータはEvernoteなどの外部脳を使って、イザという時に検索できるようにしておくことをオススメします。

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