Archive - 6月 2012

『Datameer 2.0』個人でもビッグデータを統合〜分析〜可視化できるツールに革新的進化!

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Apache Hadoopをベースとしたビッグデータ分析サービスを提供するDatameerが、2010年に公開した製品のメジャーバージョンアップとなるDatameer 2.0のリリースを発表しました。

恐らくビッグデータに関心がある方であればDatameerの名前は聞いたことがあるでしょう。

これまで(version 1.4まで)はエンタープライズ版のみ提供しており、Cloudera、EMC、MapR、AWSなど様々なHadoopディストリビューションに対応し、プログラミング能力を必要としないためコンピュータエンジニアの経験がほとんどないユーザでも大量のデータを取り扱えるビッグデータ分析ツールとして知られています。

そして今回発表されたバージョン2.0では、3つの大きなアップデートがありました

個人向け・小規模組織向けのエディションを追加

まず1つ目が、これまでのエンタープライズ版に加え、パーソナル版とワークグループ版の追加です。

パーソナル版はその名の通り、一つのローカルPCで動作する個人向けの製品で、ワークグループ版は一つのサーバーで動作する小グループ向けの製品となっています。

ユーザーはDatameerのソフトウェアをダウンロードしインストールするだけで、ローカルPC上で製品に実装されているhadoopが動くようになります。

企業向けのサービスが個人でも使えるようになるということで、データはあるけど管理したり分析したりという時間が取れないというような小規模組織は多いと思いますので、企業向けで成功しているこうしたプロダクトが個人向けのエディションを追加してくれることは嬉しいですね。

データ可視化が大幅アップグレード。”WYSIWYG Infographic Designer”

2つ目が、データビジュアリゼーションに関することです。

これまでもダッシュボードでグラフやチャートを作成することができましたが、種類が限定的でそれぞれのグラフがただ並んでいるようなデザインしかできませんでした。

Datameerは今回のデザイン面での追加機能を”WYSIWYG (What You See Is What You Get) Infographic Designer”と表現しており、インフォグラフィックのような可視化をアプリケーション内で自由に作成・配置し、データが更新される度に自動的にインフォグラフィックも更新される、いわゆる”Live Infographics”を実現しています。

最近のソフトはグラフやチャート自体はキレイになってきていますが、あるボックスの中でしか位置を動かせないなど配置の自由がないものが多いですが、Datameer 2.0では自分が置きたいと思ったところに置けるようになっています。 

HTML5により、あらゆる端末から操作・分析が可能に

そして3つ目はインターフェイスについてです。

FlashからHTML5になったことよってFlash未対応端末でも操作・閲覧可能で、Windows、Mac OS、Linux、VMWareはもちろんiOSとandroidにも対応し、ほぼ全てのPC、スマートフォン、タブレットから利用出来るようになりました。

 

その他にも、サポートするデータソースも拡充され、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアからNetezzaやTeradataなどのDWHアプライアンスとの連携も出来るようになるなど、これ以上ないほどの進化を遂げています。

これにより、様々なデータの統合・データマネジメント・ビルトインされた200以上のアナリティクス機能・グラフィカルな可視化までを、このツール一つで出来るようになりました。

料金は、(どうやら期間限定で)パーソナル版がデータサイズが100GBまでで$299/年。ワークグループ版はユーザーが50人、データサイズが1TBまでで$2999/年。エンタープライズ版は要相談となっています。

トライアルしてみないとどのぐらい使えるものかわかりませんが、まだ限定公開のため、サインアップ後に招待が来るまで待つ必要があります。

登録させるほどすぐに招待が来るそうなので、もしサインアップする方がいれば、こちらからしていただけると嬉しいです。

Datameer 2.0の紹介動画は以下です。(製品画面があまり出ないですが。)

[vimeo width=”500″ height=”281″]http://vimeo.com/43651176[/vimeo]

クラウドBIの進化 ー『Bime』がBigQueryにも対応し”Data-Warehouse as a Service”としてパワーアップ!

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SaaSのBIツールとしてBimeを最初に当ブログで紹介したのが去年の7月です。その際のBimeの特徴としては、①様々なデータソースに対応し、②インポートから分析までクラウド上で完結でき、③月額料金も安い、ということでした。

その時点では、下のグラフのように「ビッグデータ」という言葉がアメリカ本国でもバズワードになってきていましたが、メジャーなBIベンダーであってもビッグデータ(今回は大量データの意)には対応していませんでした。

しかし、昨年の後半から今年にかけてhadoop対応やDWHアプライアンスとの連携などによりビッグデータ対応を謳ったバージョンアップが続々と行われ、BimeのようなクラウドBIのスタートアップは一足遅れを取っていた感は否めませんでした。

そんな今年の3月、GoogleのBigQueryのプレビュー版においてBimeがBIツールとしては唯一の試験導入を行い、ビッグデータ対応に向けテストしていることがわかりました。

Version 4.0でビッグデータに正式対応。DWHaaSとしてパワーアップ!

そしてついに、Version 4.0のメジャーバージョンアップでビッグデータに正式に対応し、BigQueryはもちろん、中規模ほどのデータサイズである数千万件ほどのデータを高速に処理できるように列志向型データベースのInfiniDBエンジンを組み込んだBimeDBというラインアップも充実させました。

[vimeo width=”550″ height=”309″]http://vimeo.com/41286704[/vimeo]

 

ちらにVersion 4.0の詳細なリリースノートがあり、実際に4億件のデータをBigQueryを使ってBime上でデータ分析をしている動画もあります。

気になる料金設定は、BigQueryはサービスに準じてデータ処理サイズに応じての課金となっており、BimeDBが1時間あたりの利用料か月額での契約を選択できるようになっています。

今回のメジャーバージョンアップでは、ビッグデータ対応の他にも、Facebook Insight ConnectorによるBime上でのFacebookページ分析やネットワーク分析などの可視化機能の追加、ローカルファイルの大容量対応・高速化など盛りだくさんとなっています。

 

クラウドBIは初期投資が少なくインフラ資産も持たずに済み、SMBs(Small and Medium Business)にとっては導入がしやすいというメリットがあります。その上、様々なローカルファイルフォーマット・DBやネット上のデータソースに接続でき、大容量データ処理にまで対応したBimeを使えば、ビッグデータの専門家などを必要とせず限られた人的リソースでデータ分析ができる環境をすぐに構築することが出来ます。

今後も、更なる大容量データ対応はもちろんですが、今回のFacebook対応といった非構造化データのVarietyも増やしていって欲しいですね。

App Storeでも販売可能でインタラクティブなビジネスレポートを作成できる新プラットフォーム『Roambi ESX』

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昨年の6月に、モバイルBIツールで注目を浴びていたRoambiをご紹介しました。

その後、MeLLmo社は記事にもあるインタラクティブなビジネスドキュメントを作成できる「Roambi Flow」、そしてインタラクティブなプレゼン資料を作成できる「Roambi Presentと続々とモバイルビジネスシーンに変革を起こすソリューションをリリースしてきました。

そして今回、Roambi Flowが強化(KPIの比較が可能なRoambi Pulseが追加)され、更に作成したドキュメントをレポートとしてApp Storeで販売することができる新プラットフォーム「Roambi ESX」が発表されました。

これにより、アプリケーションデベロッパーを雇うことなく、テキスト情報や高品質な画像、動画やRoambi Analysticsのグラフやチャートを取り入れたマガジンスタイルの高品質なビジネスレポートを安価に作成することができるようになります。

一つで完結するレポートを販売することはもちろん、シリーズ購読レポートとして配信することも出来ます。マーケティングレポートや調査レポート、メルマガやニュスレター配信など用途も色々と考えられますし、これまで大量の印刷物を郵送していたりpptやpdfファイルを送付していたようなレポートの選択肢の一つとして考えられるでしょう。

最終的にどのような形になるのかは、こちらのRoambiの最新動画をご覧になるか、自分で実際に動かしてみたい場合は、App StoreからRoambi Flow Viewerをダウンロードしてみてください。他にも既にIMS World Pharma Market Surveyなどが実験的に作成されダウンロードできるようになっています。