「Platfora」がHadoopとインメモリを組み合わせた次世代BIプラットフォームをローンチ

 

ビッグデータ関連のスタートアップとして注目されている「Platfora」が23日、ニューヨークで開催中のStrata Conferenceにおいて、これまでコンセプトのみ公表していた自社の製品を正式に発表しました。

この製品はHadoopとインメモリ技術を組み合わせ、DWHやETLツールを使わずにビッグデータをローデータのまま格納し、インタラクティブに分析・可視化することが可能となっています。

Cloudera、MapR、AWS、Hortonworksといった様々なHadoopディストリビューション上での動作がサポートされており、格納された様々なローデータをETLツールを使用せずに、データの正規化や集計、列の追加などはPlatfora上に用意されたインターフェイスで行うことが出来ます。

そのローデータをインメモリ上に構築された多次元データモデルから”Fractal Cache”と”Lenz”と呼ばれる機能によってクエリを高速処理し、Vizboardsと呼ばれるHTML5で描画されたキャンバス上で様々なグラフ・チャート表現や、クロス表でのドラッグ&ドロップによる軸の入れ替え、ドリルダウンと言ったBI機能を持っています。

また、最近のBIツールのトレンドとなっているソーシャルBIと呼ばれる組織によるコラボレーション機能まであり、現段階では弱点が見当たりません。

他のHadoopを使ったビッグデータ分析製品(DWH+HadoopやBIツール+Hadoopコネクターなど)とどう異なるのかというページがありますが、実際のベンチマーク結果などがないので、”高速”という点ではどこまでのものかわかりませんが、ペタバイトサイズのローデータをそのまま可視化まで出来るという点では革新的な製品であることに間違いはありません。

Hadoopベースのビッグデータ分析・可視化ツールと言えばDatameerKarmasphereであったり、先週ご紹介したHadapt、その他にもDataheroClearStoryのようにまだ正式に製品が発表されていないが注目されているビッグデータ関連スタートアップが多く存在しています。

それぞれアプローチ方法は異なるも、解決したい課題は同じで、Hadoopエンジニアや”データサイエンティスト”を必要とせず、誰でもビッグデータ分析・可視化することを可能にする製品となっています。

彼らに対し、IBMやSAPなどの大手企業はどう対抗していくのかも含めて、ビッグデータ分析・可視化市場には要注目です。

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