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BIベンダーなどがEMC Greenplum HDをサポートでBig Data分析を更に強化

emc

 

 

オープンソースのBIスイートを提供しているPentahoJaspersoft、オープンソースのETLツールのTalend、大手BIベンダーのSASMicroStrategy、Big Data分析に特化したDatameerKarmasphereなどの企は、既にhadoopのサポートはしていましたが、EMCとのエコシステムを構築し、まずはEMC Greenplum HDのサポートを行うことにより、Big Dataへの対応を更に強化していくそうです。これらの企業の中で、PentahoとJaspersoftはサポートするという発表を既に行いました。

EMC Greenplum HDは5月9日にラスベガスで行われたEMC WORLD 2011で発表された製品で、2011年第3四半期から提供が開始されます。

EMC unveils Hadoop appliance, BI software(英語)

EMC、Apache HadoopベースのBIソフトとアプライアンスを発表(日本語)

PentahoやJaspersoft、TalendなどのオープンソースのETLツールは、プログラムレスで簡単にデータ分析に使用するデータの作成処理を構築できるというメリットの一方、ほとんどのETLツールはバッチ処理に比べるとデータ処理速度が遅く、Big Data時代に対応できているとは言えませんでした。

hadoopをETLツールに簡単に組み込むことができるようになれば、ETLツールで構築する処理とは別にhadoopを組み込んだバッチ処理をスケジューリングしなければいけないという手間が省け、一元化した保守・運用も可能になります。

参考記事:
■EMC Greenplumについて
Dashboard INSIGHT
EMC Delivers Hadoop ‘Big Data’ Analytics to the Enterprise

■JaspersoftとPentahoのEMC Greenplumへの対応について
PR Newswire
Jaspersoft Adds Big Data Support for EMC Greenplum HD
Dashboard INSIGHT
Pentaho Makes Hadoop Faster, More Affordable and Easier to Use with EMC

Oracle Business IntelligenceがiOSに対応

obi_logo

5月3日、Oracle Business Intelligence (OBI) 11gの最新バージョン11.1.1.5が発表されました。

新バージョンの主な追加機能は以下2つです。

  • iPadとiPhoneに対応

    4月中旬に、QlikTechのBIツールであるQlikViewがHTML5によるiOS対応を発表しましたが、それを追従する形でOBIもiOSに対応しました。iOS用にダッシュボードやレポートをカスタマイズする必要がなく、PCで見るのと同じようにiPhoneとiPadで見られるようになります。

 

  • 対応データソースの拡充

    新たに対応したデータソースは、Oracle  TimesTen in-memory database、Microsoft SQL Server Analysis Services、そしてSAP Business Information Warehouseです。

    注目すべきは、TimesTen in-memory databaseです。大量のデータをリルタイムに処理するために、インメモリー技術は欠かせません。しかし、QlikViewのように独自の圧縮技術はあるのでしょうか?もし無いとなると、データ容量そのままのサイズに耐えうるメモリーを搭載したサーバを用意しなければいけなく、やはり資金を割ける大企業がターゲットの製品だと思います。


参考記事:
PCWorld
Oracle Adds IPhone Support to BI, Analytics Software
ComputerWorld
Oracle adds iPhone support to BI, analytics software
betanews
Oracle updates Business Intelligence with iPad in mind
CRN
New Oracle BI Release Supports Apple iPad, iPhone Devices

Microsoftが「BI Labs」を静かにローンチ

bi_labs

米Microsoftが、4月末に静かに「BI Labs」というサイトをオープンしていたそうです。

これはMicrosftのBIツール群(SQL Server Business Intelligenceに含まれるもの)や、PowerPivot for Excel 2010の利用促進を図ったものと思われます。今のところ5つのプロトタイプとツールを公開していますが、今後どんどん増やしていくそうです。

現在公開されているものは以下。


  • Microsoft SQL Server Data Mining for the Cloud

    SQL Server Analysis Servicesのデータマイニングを、クラウドで出来るようにしたもの。
    サンプルがありますが、実際にcsvデータをアップロードしてもできます。今後公開されるアドインでExcelで出来るようになるそうです。


  • Fuzzy Lookup Add-in for Microsoft Excel 2010

    Excel 2010で二つのテーブルを曖昧にJOINしてくれるツール。

    ダウンロードして試してみたけど、ちょっと面白かったです。日本語に対応しているかわかりませんが(してないんだろうな。。。) 、会社の中でも違う部署で管理しているデータで、同じ会社なのに前株と後ろ株になっていたり 、同じ商品なのに少し名前が違っていたり、そういうデータを曖昧にマッチングできます。


  • MDX and DAX Formatter
    Analysis Servicesなどで使うMDX式とPowerPivotやExcelで使用するDAX式を、整形してくれるツール。

    私はSQLを整形してくれるツールを重宝していますが、本格的にDAXやMDXクエリを使う人にとってはすごい助かるものだと思います。


  • Microsoft SQL Server Reporting Services Log Viewer

    Reporting Servicesのログを可視化できるビューワー。

    まだReporting Servicesで組んだことがないので、どのようなログが吐き出されているのかわかりませんが、今まで自分たちで手組みしていた方達にとっては朗報です。

注意しなければいけないのは、ここに載っているツールなどはMicrosoftの保証範囲外なので、ここにあるものを利用して何か起きてしまっても、サポートしてもらえません。

参考記事:
ZDNet
Microsoft launches a new business-intelligence labs site
ReadWrite
Microsoft Quietly Launches Business Intelligence Labs Site